一般的に、産婦人科=妊娠・出産・生殖器の病気というイメージを抱きがちですが、それは一面にすぎません。産婦人科の本来の役割は、年齢とともに変化する女性のカラダをトータルに診察し、状況に応じて心とカラダのケアを行っていくこと。ですから、思春期の女の子が生理の悩みを相談してもいいし、更年期の女性が不定愁訴(ストレスなど心身の障害によって起こる、カラダのさまざまな不快感)の悩みで訪れてもいいのです。つまり、産婦人科は女性にとっての「気軽な健康相談所」。いざという時にそなえて、あなたもかかりつけの産婦人科医を見つけてはどうでしょう。
〈具体的な症状があるとき〉
・ おりものが、いつもと違う
・ 月経が来ない、いつもと違う
・ 下腹部に、痛みがある
・ 性器が痛い、かゆい
・ 不正出血がある
〈具体的な症状はないけど…〉
・ 月経予定日を変更したい
・ 性器・セックスの悩み
・ 低用量OCをのんでみたい
・ 更年期のほてり、いらいら
・ 定期検診を受けたい
・ 赤ちゃんがほしい
産婦人科は、すべての女性の味方。
少しでも悩みや不安があれば、気軽に相談してみましょう!
あなたがあなたらしく、いつまでも元気でいるために、「定期検診」はとても大切。カラダの変化や病気の信号を見逃さず、あなたのベストをキープします。できれば半年に1回、少なくとも年に1回は定期検診を受けるのが理想的です。
〈10代〉
月経異常、ホルモンの異常があれば検査を!
セックス経験があれば、一応STD(性感染症)の検査も受けておくと安心。
〈20歳を過ぎたら…〉
子宮内膜症(月経困難症)に注意!
避妊せずに2年以上たっても妊娠しない場合は、不妊症の検査をお勧めします。
〈30歳を過ぎたら…〉
子宮筋腫(過多月経)に注意!
子宮頚がん検診、乳がん検診。
〈40歳を過ぎたら…〉
子宮体がん検診も合わせて受けるようにしましょう。
〈50歳を過ぎたら…〉
ほてりや発汗、いらいらなどの更年期症状があらわれたら受診を!高脂血症にも注意を!
骨粗鬆症の早期発見のために骨密度検査。
診察の流れは、内科や外科とそう変わりません。
産婦人科が初めての人でも、安心して受けることができます。
保険証を出し、問診票を受け取って記入します。
最終月経開始日やどんな症状がいつから始まったか、これまでにかかった病気やアレルギーなどについて記入します。
記入が終われば診察室へ。
問診票をもとに、医師の問診を受けます。気になる症状や悩みなどを、具体的に、はっきりと伝えましょう。性体験や妊娠・中絶の有無なども、恥ずかしがらずに!
(内診や検査の必要がない場合は、問診の後に医師から具体的なアドバイスがあります。これだけでも悩みがすっきり解消するケースが多いようです。)
必要に応じて、血液検査や内診などの各種検査が行われます。
医師から、診断結果についての説明と今後の治療方針についての説明があります。疑問点があれば、どんどん質問しましょう。
※検診を目的に受診された場合、保険診療はできません。国の法律で自費診療になります。
1
診療時間の確認・予約の有無などお問合せを!
2
健康保険証
だけでなく、
最終月経開始日
のメモ、ある場合は
基礎体温表
なども忘れずに! 受診の際、
排尿・排便
はすませておきましょう!