| 梅毒トレポネーマパリダムの感染によっておこる病気です。感染後の期間と症状により、第1期から第4期に分けられ、特に初期 (第1期、第2期) の梅毒に感染力があります。第1期は通常、感染後2〜4週間で外陰部(がいいんぶ)に痛みのない小豆(あずき)くらいのかたいしこりができ、やがて表面がただれるようになります。このしこりは1カ月くらいで消えますが、その前に、もものつけねのリンパ節がはれます。これは痛みもなく、膿(うみ)が出ることもありません。これを放置すると症状は消えますが治ったのではなく、無症状のまま第2期へ進行します。第2期では、2〜3カ月すると熱やだるさをともなって、全身の皮膚に大小さまざまな形で赤褐色(せきかっしょく)の発疹(ほっしん)などが出たりします。また、 外陰部や肛門周囲などがじくじくしてしこりが多数できることもあります。さらに、 口の中の粘膜に乳白色(にゅうはくしょく)のまだら状の粘膜疹(ねんまくしん)が出ることもあります。これらの発疹(ほっしん)や粘膜疹はやがて消失し無症状の状態に入ります。しかしながら、第1期および第2期の特有な症状が出ないまま病気が進行してしまう場合もありますので注意が必要です。このまま放置し第3期〜第4期に進むと内臓や脳をおかし重大な病気へと進行していきますので、感染の初期に適切な治療を受けることが大切です。 |