妊娠は、女性の卵巣から卵子が飛び出し(排卵)、精子と出会って(受精)、子宮内膜にくっついた(着床)時点で成立します。だから妊娠しやすい時期というのはいわゆる「排卵期」。排卵痛といって、排卵したときに腹痛を感じる女性もいますが、ほとんどの女性はいつ排卵が起こっているのかわからないもの。
自分の排卵期を知るためには、自分のからだのリズムを知ることが一番大切。そのためには基礎体温をつけるのがおすすめです。毎日目が覚めたら、安静にしたまま、舌の下で体温を測り、基礎体温表に記入し、折れ線グラフを描いてみてください。できれば毎日同じ時間(休日はつらいかもしれないけれど)に計ればより正確なリズムがつかめます。毎日少しずつ折れ線グラフが伸びていって、微妙に変化しているのがわかると結構楽しいものですよ。
体温は月経から排卵までが低めで、排卵後から上昇します。上昇する直前に体温がより低下する(落ち込む)人もいますが、この前後1〜2日が排卵日。排卵後妊娠しなければ約2週間の高温期が続き、次の月経が始まると同時に低温期になります。
また、おりものが増え粘りのあるゼリー状になったら2〜3日後に排卵が予想できますが、おりものには個人差があり、体調によっても変化します。日頃からおりものの状態に気をつける習慣をつけるのも大切です。
その他、尿検査や唾液の検査で排卵日が推定できるという試薬や器具もあり、薬局で手に入れることができます。
排卵期を知るということは、逆を言うと「その時期を避ければ避妊ができる」ととることもできますが、上記の方法では、例えば風邪をひいたり熱が出たりすると判断しにくくなります。「排卵期」はあくまでも完全に把握することはできないのですから、避妊には「避妊法」として認められているものを使ってくださいね。