手術療法、放射線療法化学療法(抗がん剤)

初期のうちには手術が一般的で子宮全摘術が主体となります。
しかし、初期のがんで、妊娠を希望される場合は、切除部分をなるべく小さくし(子宮腟部円錐切除)、子宮の機能を温存する方法も行われます。
進行したがんでは放射線抗がん剤が主体となります。 妊娠中にがんが見つかった場合、妊娠を継続しながら治療することも出来ますが、進行の度合いによっては医師と相談の上、出産後子宮を摘出する手術を行うか、出産をあきらめるかの判断をしなければならないこともあります。



子宮全摘術とは?

文字通り、子宮全てを手術で摘出することですが、進行の度合いによっては子宮の周りの組織や器官をも取り除くこともあります。当然妊娠は出来なくなりますが、月経がこないことを除けば、普通の生活が送れます。ただし、大きな手術の場合は膣が短くなりますので、術後性交が困難になることもあります。(卵巣を一緒に取り除いた場合は卵巣欠落症という更年期障害様の症状が出たり、骨粗鬆症のリスクが増えたりします。)

放射線治療とは

放射線には細胞を殺す作用があります。頚がんは放射線治療が比較的良く効くことが多いので手術が難しい場合や、手術と併用して用いられることがあります。がん細胞だけでなく正常な細胞にも作用を及ぼすので、病巣だけに強い放射線が当たるよう工夫されています。それでも、皮膚のやけどなどの副作用が出ることもあります。


化学療法(抗がん剤)とは

細胞の増殖を抑えるなどの作用を持つ薬を飲み薬や点滴などで体内に取り入れ、がん細胞を叩きます。正常な細胞にも影響を与えるため、強い副作用(吐き気、脱毛など)が出ることがあります。手術後に引き続き使用したり、また全身に転移し、手術が難しい場合にも使用されたり、予め抗がん剤でがんを小さくしてから手術することもあります。